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第9話 実施設計打合せ 1・概算見積提出

2011.6.10

前回の打合せの内容で見積用図面を作成し、6月6日に施工業者へ概算見積依頼をしました。
本日の打合せは、見積用図面と、その後引き続き作成している実施設計図面、及び概算見積仕様に基づく内外観パース(D案)を作成しましたので、これらの説明とそれに対する変更要望等の聞き取りです。

外観パース

外観パース

外観は前回の打合せ通りです。巾木を黒くするのを忘れてしまいましたが。


内観パース

玄関よりレセプションとサロンキッチンを見る。


内観パース

スタイリングエリアよりレセプションと待合を見る。


内観パース

エントランスよりスタイリングエリアを見る。


内観パース

スタイリングエリアよりエントランス方向を見る。
3Dマイホームデザイナーの部品パーツでは同じデザインのものがないため、なるべくイメージに近いもので作成しました。お施主様には、細かな部分の色合いは別にしてイメージに近いと仰っていただきました。


打合せ図面

打合せ図面

打合せ図面

主な確認事項・変更要望・検討事項など

  • ヘッドスパのホールデンゲートによる間仕切りは取りやめ、シャンプーエリアと同様の腰壁+スチールフェンスの形式に変更し、スタイリングエリアから見たイメージを統一する。
  • ヘッドスパ、およびシャンプーエリアはお客が仰向けになるため、間接照明にして眩しくないようにする。
  • 待合いの窓を格子状のデザインとし、できればガラスは大正ガラスのように波打ったような古い感じのものにしたい。
  • 対面ドレッサーは、対面するお客の足元が見えないように、ドレッサー下部に目隠しを設ける。
  • シャンプーエリアの2台のタオルキャビネットは同じ大きさ(幅450mm程度)で良い。その分、収納を大きくする。
  • 便所の手洗い器はなるべく幅の広いものにしたい。

また、地盤調査の結果が出たので調査報告書を提出の上、内容をご説明しました。
スウェーデン式サウンディング調査により、地盤面から概ね深さ1m〜2m付近で自沈層がありましたので地盤補強が必要との結果でした。今回は平屋で建築面積が広いので、コスト面から表層改良ではなく柱状改良にしました。


2011.6.21

前回打合せの変更内容と引き続き進めた分の実施設計図を元に、主に内装仕上仕様の打合せをしました。

打合せ図面

打合せ図面

打合せ図面

エアコンについて、お施主様はコストを抑えるために壁掛けタイプのものを壁に埋め込み、ルーバー等で見えないようにすることをご希望されましたが、大きな一室空間できちんと効果が出るか心配だったため、空調関連の仕事をしている知人に相談しました。プラン上、埋め込む場所は吹抜の立上り壁以外にないのですが、相談の結果、

  • ルーバーで囲うとショートサーキットをおこし、設定室温になる前にインバーターにより止まってしまう。
  • 露出にしたとしても壁掛けタイプは風量が小さいので、これだけの大きな空間では隅々まで届かない恐れがある。温度むらが発生し、上記とは逆にインバーターが効かず常時フル運転となる恐れがある。少なくとも待合にもう一台必要。(できればシャンプーエリアにもう一台欲しい)
  • 意匠性を考慮し、壁掛けタイプの露出取付が嫌ならば、天井埋込タイプにするしかない。それでも待合にはもう一台(壁掛けで可)欲しい。

お施主様と検討の結果、天井埋込タイプに変更することにしました。シャンプーエリアとヘッドスパエリアの間仕切りの上部を開放として、エアコンの風がヘッドスパエリアに行くように変更しました。
その他の主な変更要望、検討事項等は下記の通りです。

  • 待合の格子窓と段窓上部の排煙窓とデザインを合わせることができないので、この部分での排煙窓を取りやめ、西面壁などに移動する。(排煙計算により、東面フォールディング窓でとれるならば不要)
  • スタイリングエリアとヘッドスパ・シャンプーエリアの間仕切りとなるフェンスは、お施主様支給品とする。
  • シャンプーエリアのクロス収納は側面引出型では十分な奥行きがとれないので、正面開き扉型に変更する。隣接する収納も同デザインの開き扉とする。

2011.6.24

施工業者から概算見積が届いたので、お施主様に概算見積書を提出しました。
見積金額は予算をオーバーしていました。ですが、まだ概算見積ですので少し多め金額で出してきていると予想できます。前もって見積内訳を精査して作成した減額案も同時に提出しました。これをすべて採用すれば、なんとか予算内に収まりそうです。検討の結果、この段階では減額案の一部(お施主様として問題がない部分)のみを採用し、意匠的に残したい部分はとりあえずそのままとし、設計完了後の本見積を待って再度検討することになりました。

今回採用した減額案は以下の通り。

  • ネイル室と便所の壁を珪藻土塗りからクロス貼りへ変更。
  • アプローチ庇部分の屋根葺き仕上を変更。
  • 外壁サインの仕様を変更。
  • 照明器具を変更し、器具全体の予算を削減。