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河村接骨院

第1話 ヒアリング・現地調査

2014.3.9

施主は、鈴鹿市内で接骨院を営む女性の先生とお母様。
現在は貸し店舗の一画を借り、お二人で運営されていますが手狭となったため、移転を考えているとのこと。ご主人は現在別のところにお勤めだが、移転を機にいっしょに3人でやりたいとのこと。早速、顔合わせとヒアリングを行いました。


敷地は既に決定しており、行政書士に農地転用や都市計画法の手続の準備をしてもらっているとのこと。


主なご要望は下記の通り。

  • 治療室はベッドを5台。可能ならウォーターベッドを別に1台置きたい。
  • 手を洗ったり器具を消毒できるコーナーは患者から見えないようにしたい。
  • 待合は6帖程度。
  • トイレは車イスが入れる程度の広さ。パウダールーム的な雰囲気に。
  • 顔鍼、自由診療などのために6帖程度の個室を設ける。
  • ご主人用の治療室として畳の治療室を設ける。和のイメージで、押し入れのような収納を設け、音楽を流すコンポなどを置くスペースが欲しい。
  • 洗濯ができるランドリースペース。
  • 2階にセミナーや体操教室、リハビリ運動などができる多目的ホール。壁1面に鏡を貼る。
  • 2階に6〜8帖程度の休憩室。学校帰りのお子さんが仕事終わりまで勉強したりする。
  • 可能なら2〜3帖程度の納戸が欲しい。
  • 駐車場は10台程度止められるように。


2014.3.10

計画の参考とするため現在の接骨院を見せていただき、不満点や持込機器や家具等のお話を伺いました。


現在の接骨院は約16坪らしく、ベッド5台の治療室兼事務室兼受付、待合、便所、キッチンスペースがあり確かに手狭です。



5台のベッドの内、両端のベッドは片側からしか治療ができず、施術内容に応じてやりくりしなければならない苦労が窺えます。
治療機器はベッドのそばに固定するものもあれば、治療に応じて各ベッドまで動かすものもあり、様々な疾患、様々な治療方法を教えていただきました。


新たに下記の主な要望がありました。

  • ベッドのまわりは施術者が1周まわれるようにしたい。
  • 包帯やテープ、湿布や塗り薬を提供するので、それらを入れる収納を多く。
  • カルテは紙カルテだがパソコンでの入力もある。現所有のカルテ棚を受付に。
  • コピー機はプリンター兼用の小さいものしか置かない。(大型の複合機は不要)
  • 内部は上履きとする。
  • 掲示物がたくさんあるので、待合に掲示板。ピクチャーレールも欲しい。
  • 待合は5人座れれば良い。雑誌や漫画を置く本棚が欲しい。
  • 既存のエアコンはまだ新しいので、どこかの部屋で使いたい。


そのあと、現地調査をしました。

敷地は近年開通した交通量の多い市道と農道にはさまれた台形敷地。
隣接地は農地でまだ建物が建っておらず、道路からよく見える好立地。



市道側とは高低差がないが、こちらの農道側とは約70cmの段差がある。敷地を有効利用するためには擁壁を築造する必要がある。



敷地の南側は農業水路となっている。



その後、市役所等に法規調査に行きました。